フェア情報
6.152025
篠たまき先生『観音異聞』他、既刊4点 お宛名入りサイン本キャンペーン
場所:下記Google フォームにてオンライン申込(受取:芳林堂書店高田馬場店3Fレジカウンター、または、代引き発送にて)
2025年5月11日(土)発売 篠たまき先生の『観音異聞』(書泉・芳林堂書店)(税込1,500円)他4点をご注文された方にお宛名入りサイン本ををお渡しいたします
篠たまき先生
『観音異聞』(書泉・芳林堂書店)
&
既刊『人喰観音
既刊『やみ窓
既刊『月の淀む処
既刊『氷室の華』(朝日文庫)
お宛名入りサイン本キャンペーン開催!
【キャンペーン概要】
対象書籍を受付期間中に購入申込された方に、
「篠たまき先生のサイン」と「お客様のお宛名」が入った書籍を販売致します。
サイン本はご用意が整い次第、ご応募のアドレス宛に通知のうえ、発送いたします。
※発売日にはご用意できませんのでご了承ください。
⇒ 作成の都合上、2025年8月上旬~中旬以降の発送となる予定です。準備完了次第メールにてお知らせ致します。
お待たせして申し訳ございませんが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
皆様のご予約を心よりお待ち申し上げております。
【キャンペーン対象商品】
①『観音異聞』
篠たまき/著 書泉・芳林堂書店/刊
税込1,500円(本体1,364円)
2025年5月11日(土)発売
②『人喰観音』
篠たまき/著 早川書房/刊
税込1,980円(本体1,800円)
2018年10月20日発売
③『やみ窓』
篠たまき/著 角川書店/刊
税込814円(本体740円)
2022年10月25日発売
④『月の淀む処』
篠たまき/著 実業之日本社/刊
税込1,870円(本体1,700円)
2021年8月10日発売
④『氷室の華』
篠たまき/著 (朝日新聞出版 文庫)/刊
税込792円(本体720円)
2021年3月5日発売
【内容紹介】
①『観音異聞』
湯治場の守り観音である可憐な女童様と妖艶なスイの対比が美しい「女童観音」。商人・東方が美麗な姿で人の心を狂わせる「まどい巫女」。発表時に好評を得た2作に新規書き下ろし作品を加えた、情念うずまき匂い立つ珠玉の短篇集。惑わされずにはいられない「ひとにあらざるもの」たちに愉悦し、儚き桃源郷の夢を見る。官能的で幽玄な世界観で多くのファンを持つ『人喰観音』のスピンオフ
②『人喰観音』
「大昔、人魚を食べたらしいの。今は人を食べているの。だからいつかいらなくなったら海に流されて、竜宮城で人魚様や乙姫様に生きたままお腹を裂かれるの」
「知っているよ。その時まで俺が生きていたら、お前が生きたまま喰われないよう、首を折って死なせてやる。できなかったら俺も一緒に喰われてやる」
分限者の薬種問屋に拾われた女、スイ。並外れて美しく豊艶な肉体を持つ彼女は、人の形をして人にあらざる「観音様」だった。
――穀潰しの惣領息子と出戻りの老媼。
――男を好む旦那様と忠節を尽くす石女。
――姦淫された箱入り娘と不器量な妹。
スイと因縁関わり合う男たち、女たちは、少しずつ、人倫を踏み外していく……。そして彼女自身も、奈落へ向けて堕ちていく。
③『やみ窓』
2年前に結婚し、夫と死別した柚子は昼間はコールセンターのシフト制で働くフリーターだ。義理の母は柚子に息子を殺されたと罵倒する。柚子が味わった地獄は、別の形となって続いていた。それは何の前触れもなく突然やってくる異界のものたちとの闇の取引だ。いつ蹂躙されるともしれない危険と隣り合わせだが、窓の外の哀れな貧しい物の怪たちの来訪を待ちわびる柚子なのであった……。(「やみ窓」)
月蝕の夜、「かみさん……」土の匂いのする風が吹き、野分の後のように割れた叢に一人の娘が立っていた。訛りがきつく何をしゃべっているか聞き取れないが、柚子を祈り、崇めていることが分かった。ある夜、娘は手織りの素朴な反物を持ってきた。その反物はネットオークションで高額な値が付き……。そんなとき団地で出会った老婦人の千代は、ネットオークションで売り出した布と同じ柄の着物を持っていた のだ。その織物にはある呪われた伝説があった……。(「やみ織」)
ほか、亡き夫の死因が徐々に明らかにされ、夢と現の境界があいまいになっていく眩暈を描いた「やみ児」、そして連作中、唯一異界の者の視点で描いた「祠の灯り」でついに物語は大団円に。色気と湿気のある筆致で細部まで幻想と現実のあわいを描き、地獄という恐怖と快楽に迫った傑作。
④『月の淀む処』
消えた死体、謎めく大量の骨壺……
怪しいのは、住民全員。
マンションで連鎖する狂気の事件の真相は……!?
注目の気鋭による戦慄のホラーミステリー!
築40年のマンション・パートリア淀ヶ月に引っ越してきたフリーライターの紗季。
ある日、敷地内で行われていた不気味な盆踊りに遭遇する。
祭りに乱入した女が連行されるのを目撃した彼女は、
隣の部屋に住む雑誌記者の真帆子と共に調査をはじめるが……。
住人たちの持つ奇妙な風習、連続して起こる行方不明事件、
徐々に明らかになる驚愕の事実とは……!?
【目次】
プロローグ
第一章 泣く女
第二章 消える男
第三章 替わる男
第四章 描く女
エピローグ
④『氷室の華』
白姫澤村に住む祖父を訪ねた小学生のユウジは、彼の家系が氷室守だったことを知る。
しかし、氷を保管する洞窟で、氷室守に託されたもう一つの役割を明かされたことから、いつしか彼はよこしまな蒐集を始め……。
妖艶な雰囲気に包み込まれるサスペンスホラー。
【著者紹介】
篠たまき(しの たまき)
二〇一六年『やみ窓』にてデビュー。著書は『人喰観音』『氷室の華』『月の淀む処』『観音異聞』など。アンソロジー『異形コレクション』『てのひら怪談』『こわい話の時間です』
【ご予約受付期間】
2025年6月16日(日) ~ 2025年7月26日(土)20:00
【ご予約申し込み・商品引き取り方法】
ご予約ご希望のお客様は、Googleフォームでの受付・販売となります。
〇お申し込みは、下記Googleフォームからのみ承ります。
https://forms.gle/CxhqkApRg9obdukk7
※お電話での申し込みは承ることができません。
質問等のご連絡先:芳林堂書店高田馬場店 3階まで https://www.horindo.co.jp/contact/
・キャンペーンの性質上、発売日に商品をお届けすることが出来かねます。
※芳林堂書店からの完了確認、受付完了のメールの返信は <ございません> ※